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グランドサロン・シリーズ

鈴木秀美KLASSIKの世界〜古典派音楽の新たなる魅力を求めて〜


開催日
2014年02月15日 (土)
時間
14:30開場 15:00開演 
場所
大ホール
料金
アテナ ¥3,600 
一 般 ¥4,000  学生 ¥1,500  <10/12[土]発売>
[全席指定] ※未就学児入場不可

※芸術文化振興基金助成事業
※公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入後のチケットの払い戻し・変更・キャンセルはお受けしていません。
チケット
取り扱い
主催
主催:
公益財団法人多摩市文化振興財団


photo
(C)K.Miura

【指揮・進行】鈴木秀美
【管弦楽】オーケストラ・リベラ・クラシカ
【曲 目】
ハイドン:交響曲第59番イ長調「火事」Hob.l.59
モーツァルト:セレナードニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」K.239
ボッケリーニ:交響曲ニ短調「悪魔の家」作品12-4G.506
ハイドン:交響曲第70番ニ長調Hob.l.70

【鈴木 秀美インタビュー】
今年10月、小ホールでの無伴奏チェロ組曲がまだ心に残っている方も多いと思う。鈴木秀美はチェリストとして活躍する傍ら、古典派を主とするオーケストラ・リベラ・クラシカ(以下、OLC)の音楽監督として活躍中だ。今回は、OLCと共に指揮者として大ホールへ登場する。 今回の公演サブタイトル「古典派音楽の新たなる魅力を求めて」の意図するところを伺ってきた。

今回のプログラム
各曲目の聴きどころ

「私たちは『古典派』と聞くと、無意識のうちに『ウィーン古典派』を想像しますし、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなど有名どころのみ聴いて満足してしまいます。しかし今回のプログラムで、一般的な古典派のイメージに合うのは辛うじて第70番だけ。ほかの曲目は、いわゆる交響曲とか純音楽のイメージから少し離れた成り立ちや性格を持っています。
ハイドンの交響曲第59番『火事』は元々劇場用の音楽なのですが、脚本などすべてが(おそらく)タイトル通り火事で失われてしまい、詳細は判っていません。シンフォニー(交響曲)という名前はついているものの、奇妙な曲で、いきなり大慌てで始まるかと思えば急に静かになったりと、舞台の上で登場人物が動いているのを想像させるような音楽です。
モーツァルトの『セレナータ・ノットゥルナ』は、訳すと『夜の夜想曲』になり、意味が重複しています。セレナーデというと、何故かいつも2階に住む女性に、恋人が窓の外からギターをつま弾きながら愛をささやくというイメージですが(笑)、これは19世紀のアイデア。モーツァルトやハイドンの時代のセレナーデはパーティーなど人が集まるところで演奏される音楽でした。これは弦楽器とティンパニだけという風変わりな編成の曲で、4人の楽師風ソロが登場します。
 ボッケリーニはチェロの名手として有名で、チェロのソナタや協奏曲がよく取上げられますが、実は交響曲も30曲ぐらい書いています。古典派にも、先の3人の他にたくさんの作曲家がいるのですね。彼はイタリアからパリへ旅をし後半生はスペインで過ごしたので、いわゆるウィーン古典派とは違うラテン的な側面をもっています。ひと味違った交響曲をお聴きいただけると思います。彼のことを『ハイドン夫人』と揶揄したり『構造が弱い』と評したり、脆弱なものととらえる向きもありますが、それはウィーン古典派を中心にした見方であって、音楽が優れていないわけではありません。ウィーン古典派は音楽の構造を楽しむ面がありますが、ボッケリーニの場合はそうではなくて、その場のシチュエーションを楽しむような、別の味わい方を探していただきたいと思います。
 第70番は楽しく始まりますが、ちょっと何拍子か判らない感じもあってイタズラです。そもそも交響曲の第一楽章なのに殆ど第一主題と言えるものがありません。第二楽章はカノンになっていて、ヴァイオリンと低音が途中で入れ替わり、知的なゲームのような感じです。チェスや将棋を横から見ているような気持ち。ハイドンの音楽には、どこかいたずらで素敵なユーモアがあります。たとえば、『1、2、1、2…』と続いたら次も『1、2』と来るだろうな…と思っていたら『1、3』と来たりする。『そうはならなかったでしょ』とハイドンがニッコリ笑うのが見えるようです。次がどう来るか、予想するような感じで積極的に聴いていただきたいですね。期待がないと裏切られる楽しみもないでしょう?

もっと自由に楽しく!
古典派の魅力を知ってほしい

OLCでハイドンを始めたときは、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような気持ちでした。経験者はたくさんいるのに、誰も初期・中期のハイドンの曲を弾いたことがない。私たちはオーケストラとして初めて古典派を弾いたと言えるぐらいの経験をし、それはもう最高に楽しい時間でした。それは今も続いていますが。さらに、ふだんバロックを演奏する人は、古典派になって何が新しくなったかということを、ハイドンの初期・中期のシンフォニーに感じることができるんです。音楽史を現代から遡って聴いてゆくと、ハイドンは教科書的な存在と感じてしまう人がいる一方、私たちは革命家だと思う。おもしろく感じることができる。古典以前からのセオリーを知るほど、ハイドンはおもしろいんです。
 古典派は、音楽の規則を知っていれば知っているほど、そこから外れた要素も楽しめます。それは僕らのオーケストラの名前の由来でもあります。リベラ・クラシカの『リベラ(ラテン語で自由の意)』は、四角四面だと思っていたクラシック音楽が実はとても楽しいもので、引かれた線は越えて楽しむものですよ、という意味を込めてつけました。シンフォニーや古典派という枠が、しばしば思われるほど四角くて退屈なものではないということを知っていただきたいですね」
 当時使用されていた楽器、若しくは再現したというオリジナル楽器にも注目だ。現代の楽器と違い、音が互いに溶け合い耳に心地よく響くという。そんなところも楽しみながら、古典派の新しい世界に身をゆだねたい。
この公演は、京王
パスポートカード
のご利用で京王グ
ループ共通ポイン
トがつきます。

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